シカゴ・マニュアル・オブ・スタイルの紹介

このマニュアルは、1891年に設立されたシカゴ大学出版局の内部で使われていた規則集から発展したもので、『マニュアル・オブ・スタイル』の題で1906年に初版が出版され、現在でもアメリカ合衆国の代表的なスタイルガイドの一つです。(以上、ウイキペディアより)


現在は2017年に出版された第17版が最新です。


私たちが英語の文章を書く時、英語への翻訳をする時に特に気を付けなければならないのは正しい英語表現と、正しい表記(ピリオド、カンマ、スペース、大文字・小文字の使い方など)です。


私たち翻訳に携わる者は出来上がった英語を可能な限り全世界で通用する商品に仕上げなくてはなりません。英語は大きく分けてアメリカ英語とイギリス英語があり、加えて世界各地で使われている特別な表現や表記もあります。


しかし、世界で一番の消費国は紛れもなく米国であり、米国の英語がいわば世界標準になっていると言わざるを得ません。その米国の中で最も権威があり、多くの人が使用している当マニュアルの内容はいわば「世界標準」だと言えるでしょう。


国際舞台で英語の書類を作る人、そして私たち翻訳者も必ずこのマニュアルを精読し、内容を理解し、守らなくてはなりません。


私の経験上、米国で出版されたほぼ全ての権威ある新聞や各種出版物はこのマニュアルで定められた内容やルールに従っています。このマニュアルはいわば英語を書く人のバイブルだと言えるでしょう。

以下はアマゾンで当マニュアルを紹介している英語での紹介文です。

Technologies may change, but the need for clear and accurate communication never goes out of style. That is why for more than one hundred years The Chicago Manual of Style has remained the definitive guide for anyone who works with words.

翻訳会社トランスワード 社長のブログ

当社は広島を拠点にする、自動車を含む工業技術分野を得意にする翻訳会社です。 このブログでは1997年の創業から現在に至るまで、翻訳会社として良いサービス提供のために考えてきたこと、実行してきたことをまとめます。 また、海外出張などで経験し、興味深いと感じたことなどを随時お届けします。 株式会社トランスワード:https://www.transwd.com/

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